Lyrics

何度目だろう
君も旅立っていく
かなしいこともつらいことも
まるでなかったみたいに
桜の花が咲いてるよ

横顔は少し大人になったな
知らないうちに変わってく
夏の日も冬の日も
まるでどの場面もが
昨日のことのようだ

きっとこれからの方が素晴らしいよ
だけど昨日まではもう来ない
そんな刹那を繋ぎ合わせた
そのボロボロの服を身に纏い

目指す自分に逢いに行けよ
この世界のどこかで必ず待っている
相変わらず僕はずっと
心の地図の続きを描いているから

もしもどこかで迷った日には憶いだしてよ
一瞬だけ光るために歩き続けてる
相変わらずわけのわからないこと信じてる
ガラクタの僕がいるよ


20歳ぐらいになったら
珈琲屋に行こう
嬉しかったことも辛いことも
それなりには出逢ったろう
季節はそうだなあ春がいい

きっと相変わらず花は咲くだろう
だけどあの日とは違ってみえるだろう
過ぎた時間の分だけ失くしたろう
だからこそ自分てやつに出逢えたろう

でも君は知らなかったろう
いつも名前を呼んでくれたことや
たくさんの手紙をくれたことが
僕をこんなにも勇気づけていることを

目指す自分に逢いに行けよ
この世界のどこかで必ず待っている
相変わらず僕はずっと
心の地図の続きを描いているから

もしもどこかで迷った日には憶いだしてよ
一瞬だけ光るために歩き続けてる
相変わらずわけのわからないこと信じてる
ガラクタの僕がいるよ

今サヨナラの時なんだ
大きく手を振る
またいつかそのままの僕らで会おう
長い旅路のどこかで

月が綺麗だから
好きになったのさ
団地の灯りみたいな
普通の君

あまり派手じゃなくて
ゆったりな思考
それはまるで郊外ベッドタウンの
夜みたいだ

ピザとコカコーラでも食べて飲んで
映画を二本続けて観よう
まるで明日の現実なんてないかのように
子供じみて笑おう

次のシーンなら
自然にやってくる
なんかいい感じなふうに脳が揺れたころ
画面の中の二人がキスをした


カーテンを開けたら
少し靄がかかってて
「核心っていつもそんなものさ」と
主人公は言った

まだ残ってるピザが
さみしそうに言う
「冷たくなったぐらいが美味しい」って
どうやら試されてるみたいだ

膝を突き合わせてまた食べて飲んで
三本目の映画に入って行こう
現実だって溶けてしまいうぐらいに
夢中になってしまうよ

次のシーンなら
選べるもんでもないさ
もうわかってるってな感じに脳が揺れたころ
夜明けの気配がしてきた

気の抜けたコーラが語りかけてくる
「このまま気怠くいきましょうよ」って
僕はサヨナラとありがとうをまたねで抱き合わせて
階段を転げた
夜明けだ

ぽつりと歩けば
どこかに着くだろう
それがどこだとしても
今よりはマシだろう

少しベンチで休もう
何もかも失くしたような顔で
自分ってなんだろう
今日はなんだか迷子だ

ただ風に身を任せて
そんなふうにはいかない大人だもの
でも今だけは
見逃してくれよ神様

心のままなんだ
だけど色々気になるんだ
大切な人大切だから
がんばれよ
今がその時だろう


夕暮れ時のニュータウン
今はもうあれからどれくらい
わかりはしないけど
物語の続きを行こう

変わる景色嘆くけど
僕だって何かを裏切ってきたんだ
だからただ心込めるよ
ありがとう君が好きだ

心があるのは
君がいてくれるから
弱さをこえていかなきゃ
がんばるよ
目にみえる魔法の歌で

心のままなんだ
だけど色々気になるんだ
大切な人大切だから
がんばれよ
今がその時だろう

甘いチョコレート
コーヒーとセット
1日の終わりに

考えてみても
わからないことは
忘れてしまおう

なにはなくともそれでいい
多分どれも些細なこと
そんなふうには思えない
君は頑張ってる人
少し甘いのどう
街灯りでもみながら


流行り廃れや
誰かの審査
君のこと誰もわかっちゃいない

素敵な君は
風にふかれても
雨に濡れても古くはならない

もしも一人ぼっちになっても
恐れることはない
同じように一人ぼっちになった
運命に出逢える
スマイルでいたらいいんだよ
そのままの君がいいんだよ

おめでとう
何について祝ったら
いいのかわかりはしないけど
今日は君がこの世界に
やってきた特別な日

ありがとう
何もしてくれてない
なんて時には思うけど
それは君がみえないくらい
すぐそばにいてくれるから

長い道を歩いてく
宇宙の果てしなさ思えば
あっという間だな
だけど僕らは選ばれた
そのことを楽しもうと思う
意味はないとしても


さよならは
いつかやってくるだろう
受け入れられないに決まってる
だから君に見せときたいんだ
そのままの僕を

時には間違って
だけど心から笑って
少しづつ古くなってく細胞を愛して
誰かの怒り憎しみ
嫌気がさしてでもまた抱き寄せて
心の深くに辿り着きたい

おめでとう
話しすぎるのが僕の悪いところ
せっかくつけたローソクも消えてしまった
君の笑顔が消えてないかなあ
恐る恐る顔をあげると

ありがとう
どんな暗い場所でも
明かりは今ここに灯ってる
君がそう言って笑うだけで
僕は産まれてきた意味を知る

おめでとう
いつもほんとにありがとう

さあゆっくり目覚めよう
あったかいお湯でも飲んでさ
昨日の夜は今年で一番寒かったらしいよ
でもそんな気もしなかったなあ

なんとなく笑えて
それとなく嬉しくなって
だからこそ憶いだしてしまうけど
いつかのことも今じゃ柔らかい記憶

どこかで逢ったような
はじめましてのような
きっと全部は繋がってて
それがリアリティを持ってる
現在地だなあ

欲しいものとか
目指す未来とか
特にはないのは
きっとこれからを描くために
残してる空き地

どんなものでも
混じり合うなら
笑って泣くんだろうな
君とだったらそれもいいかなあ
僕らは少しづつ大人となってく


始まりの幕が開く瞬間に
物語はクライマックスをむかえるんだよ
そんな人間らしくない瞬間論理なんて
君の笑った少し寂しげな顔がどうでもよくさせた

観覧車はゆっくりだから
怖いけど好きだよ
ただ風に揺らいで心も揺れて
遠くをみようよ
ああ生きてるなあって
ただそれだけでいい

地上に降りたら夕暮れだから
なんとなくその辺の店で
コーヒーを飲もう
自然に自然でいられるそんな君から
きっと目が離せなくなってる

どんなことがあったの
少しづつ話してよ
気が向いた時でいいから
どれだけ時間がかかってもいいから
いつか教えてよ
ただ君を待つよ

知らないところで君がうまくいったって
嬉しいけど本当は嬉しくない
すぐそばにいたいけど僕は弱虫
君のことをいつも待ってるだけだ

時が過ぎておぼろげになって
顔も姿も忘れ去っても
その声がさみしげな目が
ふりだしにもどすんだよ

会いたいのは君だけさ
でも会えないのはずっと君だけさ
たりないのはゆうきだけさ
そんな僕だから君にみつかった

私だったらもっと笑わせる
心を奪って困らせる
いい人ぶってるあなたは好きじゃない
全てを捨てて私だけをみて

たくさん描いたその全部に
あなたへの想いがこびりついてる
その声がさみしげな目が
ふりだしにもどすのよ

もういまさらどうしたらいい
まだ今なら間に合うかな
たりないのはゆうきだけさ
そんな私だから迎えに来て
会いたいだけの僕らさ

この命に何を求めてるんだろう
考えていつもより早く目が覚めた
答えが出せるほど長くは生きられないこと
それでいいんだと腑に落ちた

自分ってやつすらわからない僕らは
そのままで誰かと出逢いをする
足りない物を補い合っては答えを探す
それがこの世界を意味づけていく

それぞれに何か意味を持ってる
その証拠みたいに
僕らは限りを与えられて
産まれた頃のこと忘れてく

憧れた人が夢に出てきた
「俺の話はいいから今の気持ちを書けよ」
そんな風に言ってるって解釈した
それでいいんだとうなづいたように思った

最初から持ってるはずの
そいつを探す旅
産まれることと死にゆくこと
同じだと腑に落ちた

同じ列に並んで順番を待ってる
僕はその背中を見ている
意味ならあるさ僕があなたを感じている
あなたには見えなくても

ふっと後ろを振り返ってみた
そこには何も見えはしないけど
そういうもんだと心に手を当ててみた
心臓がなってる
それが誰かのいてくれる証

仕事場のすぐ近くにある
蕎麦屋さんが好きだよ
カツ丼セットがいいんだよな
お腹いっぱいになるんだよ

いつもの席はトイレの横だからいつも空いてる
価値観てそれぞれで僕にしてみたら楽園
目の前の席に座るおじいさん
今日もきてるなあ

10秒に一回斜め上をみる
何か言ってはまた戻る
たまに唐辛子をいれすぎて
辛って顔をする

いろんな人がすれ違う
どんな人か知りはしないけど
そばが好きなんかなあ
なんだか同じって嬉しい


店員さん最初はぶっきらぼうだった
だけど最近は目があう
心を込めてごちそうさまって言ってたからかなあ
本当はどんなお客にもそうじゃなきゃいけないんだろうけど

人間だからさ好き嫌いってあるよなあ
そしてそれだって変わっていくんだよな
どんな結果が待ってたとしても
素直な気持ちでいたいと思うんだよ

いろんな人がすれ違う
どんな人か知りはしないけど
そばが好きなんかなあ
なんだか同じって嬉しい

みたことのない男女多分恋人関係
男の子が何か怒ってる
よく聴こえないけれど順番を呼ばれた
二人の前にあったかいそばと冷たいそば

「まあいいじゃない」と女の子
「醒めないうちに食べろよ」と男の子
なんとなくうまくおさまった感じ
なんだかこっちまで嬉しい

いろんな人がすれ違う
どんな人か知りはしないけど
そばが好きなんかなあ
なんだか同じって嬉しい

店をでて少し歩くといつもの場所
色々同じではないけど
みんな生きている
夕暮れのコーヒータイムを待って
もう一踏ん張りしよう
世界はやはり素晴らしい

休日は一瞬で過ぎ去っていく
したいことって本当はそうでもない
同年代の女の子はオシャレして
でもなんかそう言うのも無意味に思える

だから私パンをひたすらにこねる
いろんな想いを無心でこめる
何時か運命の人に食べてもらう日まで
今日もこねる

BGMは落ち着いたスムースミュージック
たまにベランダでコーヒーブレイク
男の子にはモテはしないけど
自分てやつがちゃんとあるんだ

だから私パンをひたすらにこねる
いろんな想いを無心でこめる
何時か運命の人に食べてもらう日まで
今日もこねる

突然に電話が鳴る
耳澄ませばのオルゴールの音
あの頃より大人になったけど
変わらないままなんだ
ずっと恋に恋していたい

だから私心のままに夢をみる
あなたとならあなたとだったらハッピーになれる
上がったり下がったり生きてるって感じが好き
私あなたが好き

今日も私パンをひたすらにこねる
いろんな想いを無心でこめる
明日運命の人に食べてもらうから
ありがとうををこめて


真夜中になんとなく
あなたの声聴きたくなった
話したいことなんてないし
そもそも私には何もない

寝静まった街さみしい
テレビの深夜番組は腹立たしい
誤魔化せない気持ちはいつの間にか
あなただけを求めてた

全部独りよがりのフィクションでも
なんでだろう
わかってくれる気がしてんだよ
届いてくるんだよ
あなたのどうしようもなさが

友達になってよ
会いたい時だけ会ってくれたならいい
着信も返信も全部スルーでもいい
あなたが全てを失くしても
私はいつもそばにいるから


人嫌いじゃないんだ
でも心が繋がらないことばかり
嫌いにさせないでくれよ
心が震えない奴ばかり

いろんな顔を使い分けてる
そんな自分ってなんなんだろう
わかってくれる気がしたんだよ
あなたの前では
なんでだろう素直になれるんだよ

友達じゃ嫌だよ
会いたいばかり言ってくれよ
私以外の全部を忘れさってくれよ
あなたが全てを失くしても
私はいつもそばにいるから

真夜中のTVのノンフィクション番組で
家族の話をやっていた
わかってるんだ大切なことや
どうするべきかってことは
ごめんね
あなたのことが愛おしいです
ただそれだけなんです

信じれるようになりたいんだよ
自分のこともあなたのことも
少しづつ自然にそばにいられるように
なんだか眠たくなってきた
少しは前に進めてるかな
こんな私でごめんね
でも好きなんだよ

冬の街が好きなのは
灯りが瞬いてるから
それはなんだかそのままで
いいよって言ってるふうにみえるよ

死んだらどうなるだろうとか考える
身体が冷えると本能が目を覚ます
風に吹かれた枯葉夜空の星
知らないことだらけで僕らは生きてる

自然と溢れる涙に
君を浮かべたいなあ
還るなら一緒がいいや
ずっと離れたくない

欲しいものなんてなんもないや
ただ君とこの季節を
ちょっと笑ったりして
かみしめたりして

手が届かない場所でゆらいでる
僕らは互いに星
そんな途方もないこと考えてたら
さみしいのにぬくもった


あの坂を登って小高い丘の上
僕らの街はあの頃より少し大人になって
生きてるよって明かりを灯してる
一瞬だよなあって風が言った

一人一人出逢った人全員
別れた人だってそう
わかりあえない人も
みんな忘れたくない

クリスマスが近づいてくると
君に会えたらなあとか思う
昔よりも子供みたいなのは
大人になったからかなあ

君の欲しいものはなんだろうなあ
それを考えてる時間が好きなんだよ
そんな途方もないこと考えてたら
さみしいのにぬくもった

なんとなく君を想ったりしてさ
見上げた空の月は隠れててさ
ひとりごとだらけの僕と
素晴らしき夢想家の身勝手な君が
出逢っちゃくれないかなあなんてね
雲が晴れてくれないかなあなんてね

いいことはいっぱいあるんだ
でもわるくなったっていいから
君に会いたい夜なんだよ

始まらないからずっと終わらない
そんなもん望んでないよ
だけどさまた新しい歌ができたよ
なんとなくそれでいい気がしてきた
夏も終わったし


いつからこんなんなんだろう
正直君以外興味がないんだ
気持ち悪いもんが好きな僕と
本物しかいらない君
こんな想像合戦を繰り広げ続ける
才能なんかいらなかったよ神様

磨き上げたライフルに弾は込めてあるよ
いっそ君が僕をぶち抜いてくれよ
って互いに思ってんのかなあ

始まらないからずっと終わらない
そんなもん望んでないよ
だけどさまた新しい歌ができたよ
なんとなくそれでいい気がしてきた
夏も終わったし

コンビニの前で泣いてたにゃあー
「誰か拾ってください」と書かれた札を持ってる
弱ってる身体なのにその眼は生きたいと言ってた
僕の手を握り返し笑ったにゃあー
「こんなことができます」と優しい歌歌った
でないはずの声なのにそれはちゃんと僕にだけ聞こえた
「汚いところだけどよければ」
僕はにゃあーに言った
「汚いはずはない気がする」
にゃあーはそう言ってまた笑った
ガラクタの中に埋まりながら
僕らは光った
その全てが時とともに
陰を消し去った
ああさびしかったんだなあ

駅前で歌ってたら君がやってきた
「意味が見出せない」と小声でひとりごと
諦めてるって言いながら愛されたいと願ってた
僕はギターが弾けるから君は歌ってよ
「よあけのあかり」そんな歌を
いま君が僕に描かせたよつまり恋なんだ
「あなたとなら笑っていられる」
君は僕に言った
「君だけを待っていたんだ」
言いかけて飲み込んだらメロディがやってきた
ガラクタの中から見つけあった
世界はその日から
動きだした
世界は案外悪くない
初めて思った

僕と君とにゃあー三人で暮らし始めた
「狭すぎるなあ」なんて誰も言わなかった
少し綺麗になった部屋で寄り合って眠った
「こんな日はずっと続かない」
遠くを見てにゃあーがなんだかの歌歌った
それを抱きしめる君と僕とまだここにはいない未来
「誰かが悲しむなら自分が」
扉をあけてでていくにゃあー
「もう一人で平気だし、外の世界も見て見たい」
育ててくれてありがとう
心の隙間をすり抜けて旅立っていく
変わりばんこにやってきた未来
同じような感じで世界に声を落とした


旅にでも出よう
自転車でもこいで
多摩川をくだって
羽田あたりで
エアープレーンでもみながら泣こう

飛び立ったらどっかに着くでしょ
ずっと飛んでらんないんだから
笑う日も自然にくんだよ

まあ簡単に言うなれば休暇で
詳しくと言われたら黙ってもいい
そんな小旅行が現代社会には
必要なんでしょう

でもな帰りのサイクリングロードで
君やあいつのこと思い出したりして
声が聴きたいってメールより電話って
素面のクセに
ナチュラルで酔っ払っちゃうんだ

「夕暮れがあんまりに綺麗だったから」
なんて嘘みたいな本当のことを
どうしたらちゃんと伝えられんだろう

無駄な言葉全部是政辺りで捨てて
「一緒に今度観にこよう」なんていうかなあ
できれば君と2人がいいなあ
でも僕は人が好きなんだけどね

君はあの頃から歳をとらない
僕は馬鹿馬鹿しいぐらい
大人になったよ
でも消えないんだ
2002年

風がふきぬける
待ち合わせはいつもの駅前
21時ニュータウン
心に明かりが灯り出す

新しい歌ができたよ
君とはいつも追いかけっこ
未来は永遠
でもちゃんと知っていた

いつかはこんな日々も終わるんだ
できるだけ遠くまで逃げるんだ
この胸の震えで

声が枯れても歌ってた
それだけが冴えない毎日を光らせた
欲しいものなんてなかった
いい歌歌いたかった

君と出逢ったのは運命さ
小さな身体に大きなギター
なにともうまくやれず
ふっと笑って叫んでた

近づくのが怖くてみんなに混ざった
「誰も分かっちゃいない」
そう心で呟いては
君が主人公の歌を書いた

ある夜君は誰も通らない
中央公園の端っこでギターを弾いてた
僕は君に言った

「横でギターを弾いてもいいかな」
上擦った声は夜の風の匂いがして
あったかくて儚くて跳ねていて
夏が来るなあって思った

君の書く歌が好きなのは
他になにもない気がするから
本当はだれよりやさしくて
信じることができる人

たくさんなくていいんだ
大切な人がいるのなら
あったかい手が背中にあれば
自然と柔らかく笑える

いつかはこんな日々も終わるから
君に逢えてよかった
もう僕は逃げない

昼下がりカフェテラスで君とコーヒーを飲む
新しい歌ができたと君が言う
それは少しだけ未来の僕らの歌
はじめて君が笑った

2020年僕はまだここにいて
君は心の中でずっと生きてる
いつかそっちに行ったら
こう言うよ
「新しい歌がたくさんできたよ、生きていくための歌だったよ」って
その時はまた一緒に歌おう

玄関の灯りはつけてでかける
仕事帰りにほっとするから
誰が褒めるでもない
でも疲れてるから
頑張ったって自分を褒めよう

たいそうなことできてはいないけど
誰かの何かにきっとなってる
昨日と今日が同じに感じても
守りたいことがあるんだよ
きっとまだ前に進める

休日には生きてることを交換しよう
くたびれた昨日までをコーヒーに混ぜよう
少し苦いからちょうどいいんだよ
ほらまたメロディーはやってくる
それぞれの今という歌


こんな日々もいつかは忘れるかなあ
灯りはいつか消えるんだよな
どこからかやってきて
どこかへと去ってく
毎日はやっぱり宝物

Qは実に難解でAには届かないけど
それでいいやって思った時にみえたりする
少し遠回りでもその分確信に変わるや
ほらまた新しい自分が
パレードに加わろうとしてる

ぶつかること当たり前だよ
でも怖いんだよ人間だから
ハーモニーを奏でたい
合わなくてぶつかってもいい
その違いがいつのまにか愛おしくなった

休日には生きてることを交換しよう
くたびれた昨日までをコーヒーに混ぜよう
少し苦いからちょうどいいんだよ
ほらまたメロディーはやってくる
それぞれの今という歌

「何度でもそれと今から」
そんな気持ちがふわっとやってくる
きっと多分自分の中の一番素敵な部分に
気がついてる瞬間

少し緩めて草や花みたいに呼吸して
一番下の階まで無重力で落ちてく
僕らは言ってみればみんな宇宙のカケラ
無限を持ってる

届いたらラッキーだなってなくらいで
僕らは心の信号を夜空に放つ
何かの運命みたいにぶつかって
出逢えるのを夢みてる


「できるだけ楽に」それがやけに人間らしくて
でもずっと同じ姿勢でいたら何処かが歪んでくるんだ
左の胸に手を当ててみる
僕らは動き続ける生き物だよ

壊してはまた作っていつかは壊したくないものに出逢う
「誰かのために」それがやたら人間らしいなあって
また貴方を想うよ

少し曲がった口元も
下から覗き込む仕草も
君を今日まで守ってくれた
自分っていう愛おしいお守り

いいんだよって手を繋いでくれたら
案外僕らは強いんだ
誰かのために何かをしたいと
そんな気持ちを僕らはちゃんと持ってる

届いたらラッキーだなってなくらいで
僕らは心の信号を夜空に放つ
何かの運命みたいにぶつかって
出逢えるのを夢みてる


それでも前に進もうとするなら
震えてても愛されるさ
そんな僕の物語には
君の存在が必要だ

ちっぽけで何もない
そう泣いてる君の涙を
光らせるために踏めよ
僕にはそのぐらいが必要だ

人に会うと生きてるって気持ちが生き返る
みんなそう瞬間をどうにかこうにかして
笑いたがってる
いいよ間違えてもまた晴れる日まで
何度でも駆け抜けるのさ

今心は安らかだ
飛び出しそうなのに柔らかだ
君がくれた
情けない叫び声が
僕の宝物

終わりにばかり詳しくなって
そのくせ終わらせる勇気なんてなくて
そんな僕らも生きていて
ちゃんと生きたいと思っている

主人公やヒーローに憧れてはバカにして
くだらないゲームでマウントをとっては
ヘラヘラしてる
そんな昨日までをぶち壊しに行こうぜ
手遅れなんて一つもないのさ

また心が死んだら
君の歌が鳴り響く
その瞬間世界は綺麗だろうな
転がる姿でいくしかない
僕らは笑えるのさ

思った通りにはいかなくて
めんどくさくも思える
だけどどうしてかなあ
僕らはまた求めていく

さびしいってだけじゃなくて
変わりたいんだろう
錆びついた車輪を汚れちまった心を
なんとか転がしていく

ありがとうって素直に言えるのは
大切な物なくしてきたから
また頑張ろうって立ち上がれるのは
誰かの呼ぶ声がするから

普通に日々をやってこう
使い古したお気に入りの心で
日常を描いていこう
別に流行ってなくたっていいんだよ
少しぐらい人と違ってても

同じくらい変わってる人がいる
変わろうとなんかしなくても
笑いあえたら自然に変わっていける

おかえりただいまって
それだけで
なんだか許されたきになる
自然と顔がほころぶ
そんなふうがいいね

叩きつける雨吹きすさぶ風
強い優しさで守れる

僕もそんなふうでありたい
何も持たない存在だとしても
君のこと守れるよな

夕暮れ多摩川サイクリングロード
なんとなく揺られて風に吹かれて
お家を目指してるおつかれさま
普通だったけど今日もいい日だったよ

足りないと僕らは欲しがるけど
持ってるものもう一度味わってみよう
恋に落ちたあの時の懐かしいメロディー
今はほらまた新しくきこえる

古びてくたびれて光ってはなくても
一緒に歩いてきた僕らは友達
ララララ〜

途中でいつも寄るあの店も
最近はいろいろあっておやすみ
いつもありがとう当たり前じゃないよな
みんなでのりこえてこうよ

時には止まって憶いだすのもいい
たまには自分と自分でキャッチボール
生きてたらいつかまたきっと会えるから
その日まで毎日普通に暮らしてこう

お家に帰ったらコーヒーをいれよう
新しい自分に出逢えるかも


待ってる人がいるから
僕のペダルは軽くなる
なんでもないことで遊ぼう
君は小学1年生

悲しいこともとらえよう
なんて思えない年齢
女の話でもしよう
君は高校2年生

君のわがままも
いたずらも
たまにみせるやさしさも
その全部に救われているよ
君が待ってるから
僕はがんばれるよ

話ができない君
みえてる世界の深さに嫉妬すらするよ
僕の手を握り散歩をする
誰よりもあったかい手だよ

一度僕ら本気でケンカをしたよな
君は一度その場から逃げだしたけど
ちゃんと帰ってきて抱き合った
あれから僕らは本当の友達になれたよな

どんな間違いも
許しあいたいよ
僕もたくさん間違えるから
思いっきりやってみたらいい
でも信じることは失くさないでな
そしてまた笑いあおう

いつかここから旅立って
それぞれの旅に出るんだよな
もしもふっと心が止まったら
空に僕の顔を描いてみて

「相変わらず」
そう言って笑ってな
変わらないことで君を守ってるよ
少し休んだならまた歩くんだよ
君を待ってる人がいる
あの頃の僕みたいに



続きを僕は描いてる
知られそうで怖いけど
振り返ればその全部が
とても素敵なおはなし

夢から目が覚めて書いてる
続きは考えちゃうからみえなくなる
でもいいんだ作り話でも
きっと何かは繋がってる

名曲じゃないけれど
確実に一つだけの歌だ
世界は救えないけれど
生きていたらいいのだ

寝れない夜をこえて
冒険をする
君と僕は友達
あけない夜はないぜ
僕らは歳をとる
全ては流れている
悲しいほどに

すぐそばにいるんだ
どんなに遠くても
もしも光年の彼方に
サヨナラしたとしても

また何かと何かが繋がって
会えたならいいなあ
たとえ一瞬の
夢幻だとしても

運命なんてさ
いいふうにとらえて
少しづつ気がつかれないよう
描きかえてしまえばいい
もしもばれたら
心からのスマイル
世界中で笑おう

僕は信じちゃいないが
どこかで信じてる
時に奇跡がおきるから
あなたはいるんだろう

人はいいもんだ
だからもう少し
この世界を生きていたい

寝れない夜をこえて
冒険をする
君と僕は友達
あけない夜はないぜ
僕らは歳をとる
全ては流れている
悲しいほどに


歩いたら見えてくるそれに名前をつけて
空想だって脈打ってて命を感じた
少年は悲しいこと求めていた
それが明日を生きる歌になるから

どんな現実もうまく料理して
時にまずくて吐き出して
その中に泥の中に
自分てやつが手を伸ばしてた

泣いていいんだよ
飛ぶためには素直な気持ちが必要だから
君に会いたいただそれだけが
頼りない地図の確かな街灯り

握った手は君のじゃなく僕ので
でも一つになれたならいつの日か
君の心に触れることが
できる気がするから


同じ景色が違く見えるそれが世界の素晴らしさで
現実だって君がいるなら夢みたいなんだ
守るために捨てなくちゃな
七色の羽が開きたがってる

いつの間にかこんなに遠くまで
囚われてることを受けいれてきた
捨てられた僕と押しつぶされた君
おんなじように泣きじゃくってる二人

笑えるかなあ
小学校に初めて行った朝みたいな気持ちだ
背中の羽は誰かに笑われたりしないかな
少し身体もふわふわしているし

「おはよう」握られた手は君ので
これから始まる世界が僕らのものだ
この仮面はもういらないや
僕らの身体がふわっと風に乗った


今日は寒いからでかけよう
忘れてたこと憶いだせそうさ
珈琲が静けさと手を繋ぎ
僕をいざなうだろう

風がどこからくるのか
僕は知りたくもないんだ
全てのことはめぐってる
それでいいじゃないか

どんなうたもどんな日々も
やがて光ってさよなら
また逢う日まで
長いトンネルもまたもう一度
光が見える日には
力強く泣こう

いつもとりとめがなくてごめんね
嘘はやはりつきたくないから
黙るよりはいいと思うんだ
ああもう電車が来てしまった

何かの生き残りみたいに
伝説をきどるより
普通の日々を
笑うことに賭けたんだ

言葉はまたふらつくから
スーパーで豆腐を買い
ウィスキーで眠くなろう
君はきっと笑ってくれるだろうな
きっとそれだけで
よかったんだろうな

どんなうたもどんな日々も
やがて光ってさよなら
また逢う日まで
長いトンネルもまたもう一度
光が見える日には
力強く泣こう

こんなに寒い街角に
小さな春の気配がしました
命は僕が思うより
強くてそれはやさしいものだな
今はただわかるよ






中央高速を飛ばして
流れ星のような光のライン
どこにも行き着かない感情が混じり合う

サービスエリアで心落ち着かせんだ
コーヒーとチョコレートを買って
見上げた夜空はあの頃のまま星のパレード

真夜中のロードムービー
どこまでも道は続いてて
あの頃から道は繋がってる
心が揺れて選ぶほうへ
さあそろそろ行こうか
出発だ

前に進んでるのに昔を思い出す
なぜかやさしく街灯りが目に映る
こんな夜は少し子供みたいに夢を泳ぐさ

真夜中のロードムービー
交わす言葉はなくとも以心伝心
あの頃も今も相も変わらず
違う二つの輝きがゆらめく
さあまた答えのない
旅にでよう

まだ灯る家々の灯り
わずかな可能性を心に宿す
まるで僕らみたいに
暗闇に光ってるように感じる
いつか消えてしまう日まで
走ろうか

真夜中のロードムービー
交わす言葉はなくとも以心伝心
あの頃も今も相も変わらず
違う二つの輝きがゆらめく
さあまだ答えのない
旅を続けよう

2002/1/14


遠くを想い馳せないと
近くの幸せに殺されそうさ
夢のまた夢だと笑われても
私にとっては救いの行為

息がうまくできないのは
誰も目の前で死なないから
いつの間にか当たり前になってる
なんとなくの朝がまた来る

時々は心から笑うよ
人がたまらなく好きだから
だけどやっぱりさよならさ
さよならなんだ

人の全部が好きで
人の全部が嫌いで
私はまた息も絶え絶え
不確かな場所に出かけてく

このぐらいがいいよ
追いかけないでくれないか
狭すぎると想像力が泣くんだ
でも君が好きだよごめんね


作り笑いがうまくなり
涙も時には誘い
真夜中に嘔吐して描いた歌に
誰もが拍手をする

だけどその瞬間生きてる気がして
本当の涙が溢れた
まるで天国みたいなスローモーションに
自然と笑った

やっぱり人が好きで
たぶんまた嫌いになるけど
ありがとうって気持ちは
伝えなくちゃな

少し遠くを眺めたなら
またごめんて心からの笑顔で
何度逃げ出してもいつかは人に
なれるよにがんばるよ

人が好きで
人が好きで
みんなが大好きで


大切な人

少しズレていてどこかさみしげで
だけど明るくて人に優しくて
胸に秘めているそれは強くて
一番大切な事を僕は教えてもらってる

なにげない話をして1日が終わっていく
心にあったかく灯る明かり
それが僕らの宝物

そっと毎日はほら過ぎ去っていく
当たり前や普通を繰り返して
描いてた地図をまた描きなおしては
笑える場所を目指して

君がなんとなく笑う時
これでよかったって思えるよ
いつも優しさをありがとう
君は僕の君は僕の大切な人

ケンカだってするよ違う昨日まで歩いてきたから
だけど知るほどに守りたい思いが深まってく

いつでもここにいるよ君の味方でいたいんだ
2人で一つを描いてこう
終わりまでちゃんと今度こそ

いつかこの世界から旅立つ日
君の事を憶い出すだろう
出逢った日からをスローモーションで
歩いてきた日々を描くだろう

忘れたくない事ばかりだよ
どの場面をみてもハイライトだよ
いつもそばにいてくれてありがとう
君は僕の君は僕の大切な人

何気ない話はほら尽きることなく続いてく
小さな灯りとともに


最近じゃさなんだか
大体同じものをリピートしてる
自分らしさとか上手い言葉もいやらしいぐらい板についてきたし

虹がかかるタイミングさえ
なんとなくわかってしまって
その上を歩けたらなあとか思わなくなってた

新しいことに飛び込む時
奇跡はありふれたことに変わる
そんな大袈裟なことじゃないけど
新らしい自分に出逢える

君が好きだっていうから
ちょと試してみようかなあ
本当はちょっと苦手だけど
君が好きだっていうから

いろいろと思い馳せた挙句
君への愛おしさに帰る
いいよその入浴剤にしようタイムローズマリーの香りだとしても

目を逸らしてきたものにこそ
時には求めてる効能があって
それが悪くなるにしても良くなるにしても新らしい自分に気がつかせてくれる

君ってだれなんだろう
例えるなら雨上がりの虹
何度も繰り返しても
何度も心をうばれてしまうんだ

君が好きだっていうから
ちょと試してみようかなあ
本当はちょっと苦手だけど
君が好きだっていうから



怖い時は後ろに逃げます
嬉しい時は前にゆっくり進みます
慎重ゆえに奇跡はおこらない
でも今日の夕焼けは綺麗でした

エビガールエビガール
そうやって今日まできた
エビガールエビガール
お菓子を食べて思いはせる夜がある


時々大海原に出る夢をみる
怖い事がたくさんあるだろうけど
ポケットに一つ明かりを持つ
それはいつか君がくれたもの

エビガールエビガール
今をこえて君の住む国へ
エビガールエビガール
でもやっぱりビールを飲んでお菓子で眠くなる

エレベーターで乗り合わせる70代ぐらいのおばあちゃん
「何階ですか?」と聞く前に
「何階ですかと?」聞いてくれる
いつもなんだかわからないけど笑ってる
だから僕はありがとうございますって笑う

季節の変わり目は情けないぐらいに
涙が自然とでたりする
何がかなしいってわけでもなく
繰り返しに見失ってしまうからだろう

ああそうだ母さんは元気かなあ
さっきのおばあちゃんとそう変わらないよなあ
電話でもかけてみるかなあ
元気にやってる?なんてありがとうを込めて

エレベーターで乗り合わせる2人の少年達
きっと友達なんだろうけどケンカをしてる
「人は違うからいいんだよ」
なんて頭の中で歌ってみるけど
きっと僕なんかより無邪気にごめんねとありがとうを言えるんだろうな

手に残ったものの方が無意味に思えて
失くしたものを時々悔やんだりするけど
そんな僕が守るべき人が教えてくれるのは
そこにいるだけで僕らはいいってこと

ああそうだ最近君にありがとうを言ってなかったな
きっと面食らった顔をするんだろうけど
君はきっと恥ずかしそうに笑って
こちらこそなんて言うんだろうな

ああそうだ僕の中の僕は元気かなあ
布団に入って目をつむったら涙がでてきた
よくやってきたね最高だよ
明日もまた一緒に頑張って行こうなんて聴こえた

2003.9.20
茜の空に夕飯の匂い
そんなに長く生きてはいないのに
なぜかさみしくなった

明日また会えるとサヨナラしたあの頃
終わらない追いかけっこ
それは今でも続いてる

君が好き言えないまま少年は大人になった
こぼさない想いこぼれ落ちて歌になった

近づいたら壊してしまう
それぐらいに僕らは自分本位だから
互いのこと忘れようとした

そうしていくつかの歌を書いたんだけれど
君は無邪気に笑う
僕を殺す気なんだろう

君が好き多分誰よりもわかりあえる
そんな夢物語がまたメロディーに変わっていく
君が好き顔じゃなくて心の震えだ
だから僕は歌うよでも顔も好き

笑いすぎた次の日に君は風邪をひいた
「安心したから」って言って目を閉じた
時々部屋の冷蔵庫が寒いよって言ってる
「それが仕事なのにね」って
呟いたいつかの夏の終わり

静かになると声を出さずに泣いて
楽しいとさみしくなって泣いて
終わってしまうからって笑って
とにかく笑っていようって励ましあって

青春の夢の残骸を電子レンジであたためてると
「死んでるから」って言って君はキスをする
国道沿いをオートバイが走り去ってく
「道は全て繋がってる」って
今夜はキレがないね

「僕らはいつか旅立つ」
そう言おうとしてやめた手で撫でた

「なんとなく幸せ」
君がそう言った言葉が
「何はなくとも幸せ」
そう聴こえたから
乾杯した
汗をかいて1日が終わる
それぞれの場所に帰るんだよな
それがどんな場所だとしても
「生きているのは幸せ」
光の届かないぐらい深い場所ではその想いは
腹立たしく思えるだろう
消し飛ぶだろう
だけどそう祈り
ただ願いを込める
そうして今を生きていくことがきっと全て
そう思うんだよ
「明日はわからない」
君が言う
「だから世界は素晴らしい」
そうは言えない僕は君のことが好きなんだろう
夕暮れがちょっと笑った


僕らは歩いてく
こぼれた汗にあの頃からの道のりを思ったりして
よく頑張ってきたなあ
また夏がくるなあって電車に飛び乗る

時々むなしくなる
でもそう長くは続かないともうわかってる歳をとるのも悪くないって空をみれば
さっきまでの雨もなんだか愛おしく思える

選ばれた優良な人間じゃない
かといって全てを賭けれるギャンブラーでもない
うまくいかないなんでかなあ
そんな繰り返しの中でたまに
嬉しいことに出逢ったりする

今日変わったんだよ
なんの意味もないかもしれないけど
新しい季節がやってきたんだよ
それだけで世界は素敵だなあって思える
そんな自分が嫌いじゃない

明日はやってくる
今までもそうだったけど実はとてつもない奇跡の繰り返しを受けとってる
またがんばろうかなあって生きてるうちだなあって





疲れたなら寝よう
何も考えずに
ただ時をやりすごそう

別に誰も困らないさ
もし困ったっていいんだ
ああ今は動けない

目を瞑ると小学生の頃の
楽しかったこと浮かんでくるよ
こんなに遠くまで来たんだ
よくやってるよ

一つだけ信じてるんだ
また笑えると思うんだ
その日にはただ風に吹かれて
町を歩こう

期待なんか答えなくていいさ
嫌われたって
そのままで愛らしいよ

ごめんとは思うけど
正しいことと愛することは
必ずしも同じじゃない

できることはあまりない
だからできることに全てをかけるのさ
あの頃とあんま変わらないなあ
ありがとうって思うよ

一つだけ信じれたなら
何回だって蘇る
また生きて帰れたのなら
やっぱり君に会いたいなあ

一つもないから信じたのさ
選べなかったから運命か
こんなこと繰り返してきた
ああ生きてるって素晴らしいな


ふわふわとめがさめる
長い旅の果ての夜明け
変わってしまったのかな
考える力もなくまた落ちる
終わりのない繰り返し
君の手の温もりだけが真実
そんな馬鹿げたリアルに
強くしがみついて

みえたならみえなくなる
その前に済ましてしまおう
その感触は産まれたたまま
だからきっと必ず正しい
いつか終わる光が来る
僕らはもう一つの顔で笑う
それもまた真実
だからできるだけ深く夢の中


しょうもない僕らの日々
しょうがないことあるよ
口癖は変わらないなあ
ずっと踊り続けるしかないかなあ

動き続けていれば次の点がみえて振り返れば線になる
ああなんてロマンティックな形
まるで夜空の星座みたいだって君が言って
僕はまたハッピーになって踊るよ

正解は遠い彼方で手を振る良心
また転げ落ちるなら奇跡を
このステップは命の本能
鳴り止むことのない心臓の鼓動

止まらないでって君が踊るその姿がまるで夏の蜃気楼みたい
ああなんだか懐かしい景色
あれはそう2012紀元前前の戯れ
一等強く光り輝く夢みたいな星

動き続けていれば次の点がみえて振り返れば線になる
ああなんてロマンティックな形
まるで夜空の星座みたいだって君が言って
今日もまたハッピーになって踊りだすよ

ごめんね
仕事を私今日サボります
探さないでください
明日からまたがんばるよ
風が呼んでいる
海がささやく
意味のないことに
全てがある
列車が橋を渡ってく
いつかの夏の匂いがしたよ
あおい空に飛んでいく鳥は君だなあ
私はとても不完全で
それゆえ奇跡をおこせるの
今日もまたでないかもしれない
虹を心はイメージしてる
あなたには届いて欲しいんだ
それだけでいいよな気もする
今日は良く晴れてて
大切な1日になりそうだよ

会いたいなあ
でも会わないほうがいいような気がする
完全なままの
君でいて欲しい気もする
心はグライダーみたいに
風に煽られて歌になる
君なんて知らないのに
どこかで心は繋がってる
私はとても夢想家で
それゆえ光となりえるの
今日もまた潜り込み
世界の形を変えるのさ
あなたには届いて欲しいんだ
それだけは願ってしまうよ
今日は良く晴れてて
大切な1日になりそうだよ


高い丘に登って
その上に立つ家に住もう
バカだから難しいことはわかんない
でも最高に気持ちいいじゃん
いつの間にか偉くなって
もうほとんどエレベータみたいさ
高級なもんなんか食いたくねえ
スタ丼でがっつきてえ
不便だから誰も住みたがらない
眺めだけを売りにした家で
君とコーヒーを淹れて
風に歌えば
あの頃の激しさと
あの頃の静けさが
本当の夢を連れてくる
馬鹿げてるなんていいなさんな
体裁を気にするだけの愚かもんよ
本当はわかってるのに動かないなんて
死んでるも同然だぜ
だけどさわかってる
僕もおんなじ気持ちを抱えてる
君が柄でもなくミルクいれるときわかるんだ
旅に出る勇気は今はない
守るもんがある
守ってきたものがある
それは自分が思ってる以上にでかくて
言うなれば長年連れ添った心の杖
相容れない思いを裁くのではなく
もっと愛せたならいいなあ
なんどでもそうなんどでも
やっぱり人が好きなんだよ
君の笑った顔
僕の笑った顔
それはどれもすてきな笑顔
馬鹿げてるって笑いもんにしてよ
君にあげたい花を僕は選んどくよ
気にいってくれたならいいなあ
君の笑った顔をイメージしてるよ

僕が名付けたあの木は今日も元気で
君が植えた道端の幼木は道行く人に時の過ぎ行くのを知らせてる
「押さないでよ」っていったボタンを押して
「気にしないさ」っていって駆け抜けた青い季節
花びらが散って本当に知って
緑のベッドで眠る僕ら
かわいらしくておろかで
でもまたあったなら許しあっちゃうんだろう
なにもおきちゃいないのさ
20年
何度やり直しても同じフレーズでしくじる
僕らはそれに踊り狂っては永遠に生きれると本気で信じてた
何かあってもがんばれるよ君と交換した
虹色のピックは今でも夢を信じさせてくれる
新しい季節に蕾がついたよ
君の街でもきっとそうだよね
少し俯いて心で震えてる
そんな君が好きだったんだよ
何かおきたならいいなあ
20年




99回の失敗
わずか一回の成功を
信じ続けているのさ

恵まれた才能はない
なんで選んだんだってすら思う
だけど答えはもう出てる好きだから

時には七色の声の天才をうらやんで
また時には魔法のようなフレーズを速弾く
ギタリストに嫉妬して
それでも僕のことを好きだよっていってくれる人が
たった一人でもいるような気がするから

もう少し頑張ってみようかなあって思うんだ
ずっと愛してきたじゃない
スペシャルじゃなくても理論からはずれても
調子外れでも時代遅れだとしても
届けたい人がいる

あなたは無価値なんだって言う
笑えるぐらい僕もおんなじだよ
強がる分だけもっと弱いんだ僕は

それでもやっぱり負けたくはないんだよ
それでもなんでも選ばれて産まれてきた
振り絞って戦うよ
勝ち目のない出来レースだとしても
丸腰でぶつかって心を合わせるよ

カッコ悪くたってみっともなくたって
生きてる姿をみせたら奇跡だっておきるのさ
少しづつ良くなる次はもっとうまくいくって
間違っても届かなくてもかまいやしない
きっと誰かがみていてくれてる


身勝手な僕と優しくない君

心の中には入れたくないんだ
正しいとか間違いじゃなくて
好きじゃないから

ちょうどいい距離感なんて言ってたら
一つにはなれないだろうが
それでいいかな

僕らは違うからわかろうとして
でも譲れないものがあったりして
気がつかないうちに人を傷つけて
そのくせ他人のことにひどく腹をたてたりする

ねえコーヒーでも飲みに行こう
ノンポリシーで黙って景色をみよう
疲れたらまたねって言って家に帰ろう

心の中にしか希望がないと
もうわかってる僕らだから
また求める

一度優しい記憶があると
「いいんだよ君は君だからそれもいいね」なんていってしまうよ
デアウヨリサヨナラノホウガむずしくて
お互いに傷つけあってしまう

ねえコーヒーでも飲みに行こう
ノンポリシーで黙って景色をみよう
少しづつ離れていくよ
ごめんね


はじまり

「春だからはじめよう
したかったことがあるなら」
中吊り広告の見出しに少し心は踊る

きっかけはなんでもいい
新しい時代の訪れにいたこと
あとで憶いだして笑えるような気がして

あの頃確か僕は小学四年生で
将来の夢はサッカー選手になることで
なんとなくまだ世界は混沌としてて
何かは変わるけれど何も変わらないような気がしてた

もうわかってる僕らはありふれていて
特別な何かではないだろう
目にみえない大きな力に操られてると思ったりもする
だけど一緒に笑った記憶とか
守りたいと思った平和とか
その気持ちはオリジナリティでできている
だからさあ
もっと自由になろう
春が来たんだ

「アドリブはちょっとできない
なんて決めつけてなにかを引用しても」
その弱さに磨きがかかるだけだよ

ほんとは気がついてる
このままじゃダメなんだってこと
新しい風の中に一生もんがあるかもしれないなあ

うまくトレースすることよりも
下手くそでもつたない言葉で話そう
なんとなくうまく収まって誰かの拍手をねだるより
本当にわかりあえる人に逢いにいこうよ

春はなんていうか許してくれる
誰もが旅立ちの季節だから
こじれてしまった人にも産まれたての人にも
同じように花が咲きあたたかい希望のチャンスをくれる
振り切らないで行こう
自然と見えなくなる日まで手を握ってさ
ゆっくりと本当の自分に
なっていくのさ
そう春なんだ


ファミリー

すこしさみしいなあ
夕暮れ6時の歩道橋で
街をぼんやり

優しさをのせた
重たい列車が
泣きながら滑りこむ

いつか父さんががんばってたこと
母さんがやさしかったこと
今僕は同じくらい歳をとり
毎日をせわしなく生きてる

夜がやってきたなら
心に灯そう
小さくても
あったかい
あの頃みたいな明かりを

あの頃の夢は
なんだったけただ終わりもなく
ずっと続く気がしてたけど

さよならまたあした
手をふる友達に
出逢いと別れを
すでに予感してたのかもな

いつも同じ場所で転んだりして
治りきらない傷跡がまたひらいて
どうせ最後は独りだなんて
時には身も蓋もない事考えたりしてしまう

君からの電話がなる
「水とお米を買って帰ってきて
さっきのことは
もういいから」
お腹すいてただけでしょ

「ついでにアイスクリームでも買っていくよ
夏が来た気がするから
最近お互いに大事なこと忘れてた気がするんだ
例えば出逢った頃の甘く少しルーズな夢物語」
未来

イヤホンマイクを切って
街並みを眺めたら
独りじゃないよって
いってるみたいに
無数の家明かりが笑ってた

僕らは虚しさや
かなしさから逃げれやしないけど
笑顔に変えていける
そんな生き物だ
光れるいきものだ

夜の散歩道

湯船に入って窓開ける
虫の声や電車の音が遠くから聞こえてくる
季節はもう変わっていった
それがなんだかさみしくなって泣いた

君に電話をかけて
待ち合わせて
夜の散歩道を
公園に向かう

行き詰まりの毎日にいつだって君は
ほんのちょっとのスマイルをくれる
何も変わらなくてもいいほんの瞬間だけでも
君と僕とでスマイルを

名前なんかさないほうがいい
そんな2人でいられたらいい
だけど季節が引き離してく
なんとなくそれを僕ら感づいてる

近づくほどに
遠ざかっていく
最初から
幻のような2人

同じような虚しさを交換しあっては
繰り返しのような日々をやり過ごす
だけどなんでだろう君に会いたくなんだ
今はそれしか考えられない

そしてまた季節は巡る
もう君はいなくて
また誰かと僕らは出会ってく
そんな風に世界は回ってる

Lサイズで帰ろう

電車が駅について
少し気が抜けるんだ
なんとなく昔を思いだしたりした
明日が未定だった頃

過ぎ去ったことは優しい
少し疲れてんのかなあ
今の自分が一番好きだって
思ってるのは本当だけど

今日の日が終わってく
帰り道のコンビニで
コーヒーを買おう
Lサイズで買おう
ゆっくり歩いて帰ろう

懐かしいあの子からのメッセージ
長い時を経て届いた
幸せですかと書かれてた
ありがとうとだけ書いて閉じた

僕たちは歩いてく
時々は後ろを
振り返りながら
風に吹かれて
よろめきながら進む

よく晴れた23時の空に
星が強く瞬いてて
それはなんだか大丈夫だよって言ってるみたいに見えた
歩いてきたんだよ
出逢ったり別れたり

家のドアを開けると
現実がそこにはある
ありふれてて
少し退屈な
愛すべきみんなの顔だ
灯が消えて
音も止んで
あしたまでおやすみ

ジャーニーマン

三つ先の駅まで歩いてる
君とくだらない話をしながら
今はどの辺なんだろう言いながら
僕ら30代なんて笑いあってはうなずく 

風がやけに強くて
雲が速く流れてく
何か言おうとしたけれど
きっと僕らは言わないだろう

去る者に手を振って
来るものとまた抱きあって
風のように夢のように
日々が過ぎて去ってく

ひとときの感情なんだよわかってる
でもそのぐらいがちょうどいいんだよ
純粋ゆえにあれやこれや知り過ぎたのかなあ
もうすぐほら何時の間にかほら30代も終わる

電車が駅に滑り込んで
みんな家路を目指していく
なにってわけでもないけど
どっかでお酒でも飲んで帰ろうかなあ

決着のつかないことがあって
多分つける気もなくて
あの頃には帰れないって
現実に手を振る

なにとも違う夢を見て
今日まで歩いてきた
その行きつく先はどこなんだろう
ああもうすぐほら今日の日が終わる 

去る者に手を振って
来るものとまた抱きあって
風のように夢のように
日々が過ぎて去ってく
相変わらずだな僕ら

たったひとつ

一つずつ時の流れに
変わってくあの頃の絵
新しい色は元気だけど
なんだか少し哀しげだ

生きてくなら進むんだよ
分かりきってること吐いては食べて
次こそはいやもういいかなあ
なんて今は惰性でも進まなきゃ

最初から足りなかったピースを
ポケットに隠してあるんだと偽っては
見つけ出そうとして創り出そうとして
僕らは少しづつ色褪せていった

さよなら
今ある全部を失ったとしても
かまいはしない
やっぱり君のことが愛しいんだよ
それでも
できやしないまた繰り返すだけだから
今はさよなら
愛と憎しみが抱きあったまま

時の流れは洗い流しはしない
でも少しだけ生きてる儚さに
次のコードが進んだらいいなあ
僕らが好きだったあのメロディーに

心の中にポケットの中に
あの日の探し物が見つかって
だけどもう必要なくて
僕らは似たような顔して笑いあう
そんなばかげた映画みたいなハッピーエンドを
僕はずっと信じてる
出会ったあの日から

ありがとう
君がいてくれてほんとによかった
見えなくてもさわれなくても
たったひとつ強くなれた

さよなら
いつの日か心が長い旅路の果てに
はじまりのばしょにうまれたらいいなあ
その日にはきっとこう言うよ

どこかで
出逢ったそんな気がするんだよ
探しにいこうたったひとり
君がいいんだよ


まあいっか

まあいっか
なんて言ってまたやればいい
なんにもなれてないようで
何かにはなってる

弱いから
優しさに気がつけたんだよ
今度はそれを渡せるように
少しだけ強くなれたらなあ

描いた軌道と少しづつずれていって
ダメだなあって時にはおもったりするけど
笑いあえたこと思い出せば
これでよかったって思う

新しい明日はないかもしれない
でも新しい自分になっていける
見慣れた景色が違う世界を見せる
何回だって生まれ変わっていける

さあゆこう
何度目のスタートでも
気にしないぞっていったって
気になる現在地

でももういいや
って思っても諦めたことはない
心の奥底に強い
光を持ってる

きっと君がくれた遠く離れたって
消えない灯り一歩先を照らしている
迷いながら間違いながら
笑っていつか必ず届けにいく

懐かしい昨日を思い出して
心は泣きながらも笑ってる
全てのことに意味があるって素直に思える
ほらもう歩きだそう

いつ君が帰ってきたっていいように
大事なものを育てていこう
心に水をやろう

新しい明日はないかもしれない
でも新しい自分になっていける
見慣れた景色が違う世界を見せる
何回だって生まれ変わっていける


もう帰ろう

いくつも街を越えて列車が走る
疲れた身体を揺らして家を目指す
誰かの暮らしの小さな灯り
見てたら少しだけ勇気が生まれた

きっと誰もがどうにかギリギリを
今日だけ明日だけもう少しだけって
やっているんだろう

笑うのさ
終わりが終わりが見えないときこそ
忘れるために
また歩きだすために
笑っちまうのさ

暇ができたら疲れちまうんだろう
汗かいて1日が終わり飲む酒が好きなんだ
強がりかなそれもいいじゃねえか
そうやってまた一歩そうだ進むのさ

本当のところは誰にも話さない
そんな孤独をみんな心に持ってる 

歩いていくんだろう産まれたその日から
泣いて笑って頑張って頑張って
笑うのさ
終わりが終わりが見えない時こそ
忘れるために
また歩きだすために

海まで

明日晴れたのなら
海にでも行こうよ
遠い国へ出かけてく
船でもぼーとみながら

君はカフェラテで
僕はコーヒー飲む
あの頃の話でもしよう
なにも変わってはいないふうに

風がふあっとふいてきて
懐かしい匂いがしたなら
思いだせるかなあ
優しかった二人を

古い昔のジャズソング
全てが形を変えても
君への想いはあの日のまま
そんな歌が静かに鳴ってるカフェ

日々の中で置き去りにしてきた
一番大切にしてたこと
たまに思いだせんなら
ちゃんと心にとどまれる

あの日より僕らの想いは
強く優しくなれてるんだよ
二人で歩いて行こう
そんな歌に気づけば変わってた

帰り道影は四つ
君が無邪気に笑うから
みんなつられて笑った
それを夕暮れが優しく包み込んだ
お家へ帰ろうよ
みんなで帰ろうよ
 

地下室

火曜日と金曜日の夜は
地下室へいくんだ
他にいくところもない
少しだけ色々忘れたい

ピアノやサックスフォンの音が
悲しみを洗い流していく
ろくでもない俺に一筋の光を

渡り鳥のように木々に止まる人達 
笑ったり泣いたり 
明日には忘れちまうかもしれない 
それでいい全ては煙なんだから

ギターで歌う戯言に俺の全てがある
心を開いて歌うから聞いてくれよ

なあデイジー君の声がどんなだったか
もう覚えちゃいない 
でもあの時信じてくれた歌を
俺はまだやめちゃいないよ

歳をとり色々分かったけれど俺は歌うたいだから 
明日のことは分からない
ピアノやサックスフォンの音が生きてる喜びを教えてくれる
ろくでもない俺に音が寄り添う

風とコーヒー

何時ものコーヒー屋で
何時ものコーヒーを飲む
思い馳せるのはどんなこと
たいしたことではないな

それでもコーヒーばかり飲む
懐かしい匂いがする
全てはやってきては去ってく
繰り返すことだろう

俺らいつも夢を見たがってるなあそうだろう
この退屈なそれでいて素晴らしい世界の中で

夕暮れやってきた
古い昔のフォークソングがなってる
何時ものコーヒー屋で
ただ夢を見ようぜ

いつものあの店で
俺はまた無駄をしている
その中に一瞬本当の
ことが見えるのさ

また季節が巡ってきたよ
空を見上げて帰り道
懐かしい匂いがして
泣きそうに笑った

風とコーヒー
風とコーヒー
風とコーヒー
ただそれだけ信じてきた
風とコーヒー
風とコーヒー
導いてくれよ明日へ


あの先の未来

毎日忙しく働いて
たまに休みが来ても
疲れて起きれない

机の上にポツンとある愛しいポートレート
あああの頃にはもう帰れないんだなあ

守りたかったのは
いったい誰だろう
優しさに気づけずに
なんとなく夢見てたのかなあ

みんな元気かなあ
この街のどっかで
それぞれの今を
やってんだろうな

ポケットからはみだしてる
何時かのみんなの笑顔が
今を支えている

どこかで暮らしてる君のイメージが
暗い心の空を優しく色づけた
さあゆこうかいつの日か虹を渡る時
そこにはきっとみんながいるって信じてんだ

叶わないかもしれないでも
強く生きていくんだ
どんなに遠く離れたって
届くような音を奏でよう

さあいくぞ全ての
ことを受け止めて
あの先の未来を
描きに行くんだ

何時かは会えるかな
長い旅路の果てには
笑いあえる気がしてんだよ

みんな元気かなあ
この街も変わってく
大切な今を守るんだ
幸せを願うよ

ポケットからはみだしてる
何時かのみんなの笑顔が
今を支えている
何時までも夢の中さ
明日も頑張ってくんだよ


ニュータウンタイム

新しいものが嫌いなわけじゃないけど
僕はずっとこの街に生きてる
懐かしい場所を辿ったり、変わりゆく街を感じたり

遊んでたあの頃の友達はもうこの街にはいない
小さかった木は森になり
幼かった子供達は旅に出た

いま僕は電車に揺られいつもの仕事に向かう
なんでもない繰り返しの中に
ほんの瞬間笑ったりして

まだ知らない自分がいて
もっと知りたいと思ってるんだよ
そんな思いがまだ生まれてくるから
生きているのかもなあ

時には戻ったり少し休んだりしてさ
また歩きだそう
変わってきたいな
受け入れてけたらなあ
僕の大好きなニュータウンみたいに

時々自分がちっぽけに思える
何になれたわけでもない
だけどどうにか今よりもあと少しだけ
輝こうとしている僕らが今日もいく

今僕は何度目かのスタートをきろうとしている
今度こそはうまくいくかなあ
そうなるきがするんだよ

想いは放たれて街の景色や
風のにおいに混じりあっていく
ほらもう新しい明日が
無邪気に手をふる

そんな瞬間まだまだこれからだな
なんて思いが未来を連れて来る
伝えてきたいなあ
イメージはあの頃より
優しく碧くなっているんだよ

ホームタウン

改札を出た夕暮れ6時
人の波に身体を預けて
お疲れ様今日も一日
そんなムード遠い空をみてた

果てしない旅それでも確かに
時は流れて歳を重ねた
目的地なんてあるようでなかったなあ
気がつけばここまで辿り着いてた

電車が駅をどんどん過ぎさってく
降りてく人また乗り込んでくる人
笑ったり泣いたりみんなどこか
似ていて少しだけ心は安らぐ

明日は休みだ
新しくできたコーヒー屋にでもいこうかなあ
君を誘って少し夢みがちで
光ってなくても特別じゃなくても
僕だけを待っている人がいる
ほらすぐそばに

選んだようで運命みたいだ
でもそれじゃなんだか悔しいから
あがいてみようかなあ
意味なんかなくたっていい
この無邪気な不完全さで

そのリズムで踊りたい人がいる
その言葉だけをずっと待ってる人がいる
その心に逢いたい人がいる
不思議だな僕らはみんな選ばれてる

答えはなくても生きてたらいいよ
たまにはいいこともおきるから
望まなくたって時は流れていく
光ってなくても特別じゃなくても
君だけを待ってる人がいる
ほらすぐそばに


ノクターン

さよならをしたんだけどまたおもいだしてしまうんだよ
置き去りのあの日の君からのプレゼント

お金がなくて手作りのヨレヨレのバースデーカード
希望の匂いがその文字にはあふれだしていたのに

どうして僕らは変わっていってしまうのかなあ
忘れないために君は変わっていったんだろうな

2人住んでたアパートには次の物語が灯をつけてる
僕は少しスピードを緩めてぼんやりしてる

やっぱり悪いのは僕の方だな
君はいつだって強くて優しかった

もう行かなくちゃな灯りがゆっくりと消えようとしてる
また新しい夜明けがくるまで眠りにつこうか

風のようにふきぬけて
また夜と手を繋いで

情けないヒーロー

二人で駅前のツタヤでDVDを借りて
狭い部屋でジュースを飲みながら映画を観た
物語のストーリーなんてどうでもよかった
コミカルなアニメーションに君は笑い転げたっけ

正しさも間違いもあるにはあるけど
それよりも大切なことは
出逢ったっていう奇跡なんじゃないかなあ

笑ってるなら笑いが生まれるというのなら
もう少しあと少し時間をくれたらなあ
なんてねなんてね

強い男なら泣き言も言わず背筋を伸ばして
君のことを困らせたりはしないんだろうな
そしてきっとハリウッド映画の正義が悪を倒すやつを
肩に手を回したりして観たりするんだろうな

夢だったり瞬間を現実が追い越してく
いつのまにか花は枯れてしまって
一瞥もせずに君はそれをゴミ箱に捨てる

僕はまたいつものカフェテラスにて
コーヒーを飲んでは
あの情けないヒーローの映画をリプレイしてる
僕はまたいつものカフェテラスにて
コーヒーを飲んでは
あの情けないヒーローの映画をリプレイしてる